犬にも満腹感ってあるの？どれくらい食べれば満腹になるの？

犬にいくらご飯をあげても何度も何度もご飯をねだってくることがあります。

そのような状況になった時に、
実際にどれくらいのご飯をあげれば犬は満腹感を感じるのか考えたことがあると思います。

　

　

では、そのような時にはどれくらいご飯をあげれば満腹感を感じるでしょうか。

今回は犬の満腹感について説明していきます。
　

　

　

犬に満腹感はあるのか？

犬は習性により短時間でできるだけ多くの食べ物を胃の中に詰め込もうとします。

脳が満腹感を感じるまでの間に多くの食べ物を食べても満腹感を感じることはありません。

　

　

人間も大量の食べ物を食べてから満腹感を感じるまでに数十分の時間がかかります。

犬も同様に食べ物を食べてから満腹感を感じるまでに
20分から30分程度の時間が必要になります。

　

　

犬はこの満腹感を感じるまでの間にたくさんの食べ物を食べるので
満腹感がないように感じます。

　

　

しかし、満腹感がないわけではないので満腹感を感じた時に食べ過ぎていると
気分が悪くなったりしてしまうのです。

なので、犬がご飯を欲しがっているからといってご飯が少ないということにはなりません。

では、ご飯の量はどれくらいのが適切なのでしょうか。

　

　

ご飯はどれくらい与えればいいのか

上記のように犬が満腹感を感じるまでには時間がかかるので犬が欲しがるままに
ご飯を与えていると肥満になってしまいます。

では、どの程度の量を与えればいいのかということになります。

　

　

犬のご飯の適量を知るためには犬の体重や一日の運動量などを考えなければなりません。

また、犬種によっても適量はある程度変わってくるので考慮に入れなければなりません。

　

　

ドッグフードのパッケージに目安となる給餌量がかいてあります。

ドッグフードをご飯として与えている場合には
このパッケージに記載されている給餌量をベースにすることも有効です。

　

　

平日と比べ、休日には犬と遊ぶ時間も増えると思います。

犬と遊ぶ時間が増え、犬が通常よりも空腹である場合には記載されている量よりも
少し多めに与えるようにしましょう。

　

　

犬の便はご飯の量が多いか少ないかを知るうえで重要な情報源になります。

犬の便が柔らかい場合は必要量よりも食事量が少なく、
便が固い場合には必要量よりも食事量が多いと考えるようにしましょう。

　

　

なので、現在の食事量が適切であるかがよくわからない場合には
犬の便を参考にするようにしましょう。

一度に与える食事量も重要ですが、一日の食事回数も重要です。

　

　

食べ過ぎだと思った場合には、食事回数を減らし、
食べる量が少ないと感じた場合には食事回数を増やすようにしましょう。

食事回数によって犬の満腹感をコントロールすることが可能です。

　

　

犬の食べ過ぎを抑える方法

犬の食べ過ぎを抑えるためには犬の食事時間を長くして、満腹感を与える必要があります。

このように食事時間を長くする方法として、
ご飯を少量ずつ分けて与えるという方法があります。

　

　

この方法だと少量ずつ与えるため食事を与える回数は増えます。

しかし、一度の食事量は減少するため、
ご飯の量を増やすことなく満腹感を与えることができます。

　

　

他にもドッグフードに低カロリーの食べ物を混ぜることにより、
食事のカサを増やすという方法もあります。

この方法の場合、不要なカロリーを摂取することがないので、
食べる量が増えても肥満にはなりにくいです。

　

　

犬は食事の際に噛む回数が少ないのでいろいろな工夫をして満腹感を与える必要があります。

犬に対してよく噛んで食べるようにしつけをしてもなかなか理解はできません。

　

　

ご飯の回数を増やしたり、カロリーの低い食べ物をたくさん食べさせたりすることにより、
食べる速度は変わらなくても摂取するカロリーをコントロールすることができます。

　

　

犬はどれくらい食べれば満腹になるのかのまとめ

　

　

犬には一見満腹感がないように見えますが、
短時間で食べ物をできる限り胃の中に詰め込む習性によってそのように見えているだけです。

　

　

満腹感はきちんと存在しますが、満腹になるまでに数十分程度の時間差があり、
その間に食べ過ぎてしまうのです。

　

　

なので、犬がご飯を食べた後もおかわりをねだるからといって、
犬が欲しがるままにご飯を与えないようにしなければなりません。

犬の一日の目安食事量は犬種や運動量、大きさなどによっても異なります。

　

　

なので、一概にどの程度の量の食事を与えればよいとは言えません。

ドッグフードを与えている場合はパッケージに記載されている目安量を参考にして
ご飯をあげるようにしましょう。

　

　

犬の食べ過ぎを抑えるために有効な手段として、食事回数を増やすというものがあります。

一度の食事量を減らし、
食事回数を増やすことにより、犬に満腹感を与えることができます。

　

　

また、ドッグフードにカロリーの低い食べ物を加えてご飯を与えるという方法でも
カロリーの取りすぎを防ぐことができます。

このように、犬の食べ過ぎを抑える方法はいくつかあるので試してみるのもよいでしょう。

　

　

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